35度超えるような日が続く

06.222016

この記事は6分で読めます

ぼちぼち出始めているという
……それって猛暑日っていうのでは…!去年は冷夏だったのになあ。

土曜日は央華封神、悪太郎氏GM。”あれから十年”なんて天羅でもあんまりやった覚えないの巻。
日曜日はBoA3、悪太郎氏GM。世をすねた少女たちを救うのはホモの光なのであるの巻き。

央華、
先週から引き続いて十年後。
とかいうタイムスパンを
キャラの年齢層設定いじらずにできるのは央華の醍醐味ですね。

2923091452

武と侠を基盤に組み上げた超国家(といっても村)組織は
頭目の病の末、
跡目を継ぐべき四天王の筆頭による、奥義を託された(と思しき)ある愛弟子への暴行・追放事件、
それを恨みに思う心を邪仙に付け込まれた、愛弟子の野狗子化&襲撃事件、
またこのまた愛弟子を愛しながら筆頭に嫁がねばならなかった頭目の娘の怒りと悲しみ、
何者かの手による愛弟子の誘拐、
といった経過を経て、

十年。

「何者か」……”地仙”と呼ばれる、PCたちや邪仙と異なるごく珍しい手段で寿命を延ばすものの手で
人界以外の拳術を身に着けた愛弟子は、
再び街に戻ります。

復讐のため?愛した娘のため?

十年は長い。

四天王筆頭に抗うことを誓った娘は、
すっかり疲れ、おのれの運命を受け入れており、結局筆頭の子まで為している。

残りの四天王は、あるいは宰相となり、あるいは国を出ている。

愛弟子の復讐神も、あの日に感じていた、燃え上がるほどのソレではない。
ただ、それでも
「重傷を負わされて放逐された」ということにかけての、
ケジメを、武人としてつけなければならない。

しかして、

”奥義書”とは名ばかりの、
邪仙も欲しがる「ナニカ」。
二つに分けられ、頭目と愛弟子が持っているといわれた結局、これはどこへ行ったのか…?

はい、
「大人になるって悲しい事なの」
みたいな流れですね。

結局、邪仙の狙いは件の「書」。
筆頭も、邪仙と裏で手を組みながら、出し抜いて自分がそれを先に得ることを考えているようです。

結局、
頭目が持っていた書の片割れは、
十年前には10歳ほどだった少女に手渡されていたというサプライズ。
しかし、
邪仙はすでにこの国に、いうなれば精神奇声体のような陰気の雲として広がっており、
国のめぼしい何人かの精神をいつでものっとれるような糸を張り巡らせている。
件の童女にもその糸はあり、その記憶まで読める邪仙は、
すでにして”書”の片割れを手に入れているようで……。

そうこうするうちに、
愛弟子と筆頭の、意趣返しの決闘は始まってしまいますが、
そのイベントの高揚に乗じて、
邪仙が巨大な樹状の怪物と野狗子の群れ、加えて久方ぶりに自分に受肉させ、
のこのこ決闘を見に来た国中の多くの人々の命を食らいつくさんとするのを、
PCたちが必死に追い返します。
私は足の骨が折れて死んだ。すまんみんな(復活するとみんなの経験点が減る)。

邪仙を退け終え、決闘の行く末を見に戻れば
すでに決着はついており、
今や母となった娘が、あれほど敵と憎んだ筆頭をかき抱いて泣き、
かつて愛した男に向かって、この人殺し!と叫んで……。

わーこの子
わー

いいダメな女だ

………

人の愛憎に、仙人がどのくらいタッチできるか、すべきか。
しかしてその部分こそを分断することが、邪仙のねらいであったのかもしれません。
正直”書”と邪仙にかかりきり、クリアのためのパートに手いっぱいで
人数も相まって、人間ドラマのパートを十全に終えたとは言えない。

四天王の筆頭にも、
我々のとうとう知りえなかった大きな心の動きがあったそうですが、
システム的に調べて分かるものでもなく、絡んでわかるにはドラマパートのNPC全員に3回ずつ絡まなきゃ出てこなさそうな代物。

………

悪太郎GMにたまにあるんですが、
「あと一歩」は絶対に間に合わないという構造が怖い。

いわゆる「大成功」と「普通の成功」の差の判断基準の話になるんですが、

私なんかは、
「普通に成功しても普通に満足できるし」、「機転を利かせたらボーナスが出る」ような難易度、
あるいは
「シナリオ上は”ここはクリアできません、それで問題ありません”と明記しながら」、「機転次第でクリア可能な方法をPLが見つけ出した」
のなら、シナリオの筋変えてでもその結果に加点をするというか、、

”普通の話は普通に終えられた”、くらいの
「物語の最低ライン」を保証するために「普通の成功」を用いるんですが、

氏は
「普通の成功では後味が悪いくらいにするし、”満足”のボーダーを満たしたかったら望外の努力をしなければいけない」
のラインに置くことが多いんですね。
「普通の成功」=「経験点は手に入る」くらい。

この点で、もしかしたらドラマとゲームを峻別しているのかもしれない。
「ゲームだけクリアしたい奴はすればいいよ」みたいな。
「ドラマだけ遊んで満足する人はシナリオを度外視してる扱い(≒高難易度のアプローチが必要)にするよ」みたいな。

ふむん。

BoAは、
久しぶりに美少年剣士を呼んでもらって、
女の子だけの、よるのひみつきちへ!

……

街の、思春期の少女たちが夜歩きをするというのが流行っており、
それが街の大人をしてどこを探しても、どう閉じ込めても止められない、見つけられない。
朝にはちゃんと帰ってくるのですが、
いずれ人数があまりに増え、巨大化していくにしたがって、
人々は勝手に、
少女たちはなにかいかがわしいことをしているのではないか、大人たちに対して何か企てごとをしているのではないかと噂しはじめ、
「夜の姉妹団」と呼ばれるようになったそれは、邪教のペイントを半裸に塗り飾り、夜な踊り狂っているのだと…

いう夜歩きに、知り合いの童女が参加しているっぽいので、
心配してついていくのだけれど、
少女のみ紹介で案内してもらう場所なので、その、
少女の姿で案内の娘をたばからなければならないという……。

……

実際、そんな儀式は起きていませんでした。
市内であるというのに、
山を、河を、城を、遺跡を、ナゾの空間を通ってたどり着いた先は、
市内にはない巨大なバラ園と、その周りの広大な庭先。

少女たちは、バラ園には入らず、その周りでめいめい、好き勝手な……というより、窮屈から解放された様子を楽しんでいます。
ドレスのまま、木登りしたり、草むらを転がったり。
もくもくと読書にふけったり、お昼寝したり。

ただただ、抑圧からの解放。

しかし、
このバラ園は、魔神「パラディス」の居城にして現身。
叶わぬ恋を叶わぬままに、それを成就させようという気概も失恋して忘れようとする勇気もないものが、
「あの人を愛している自分を愛している」こころのままに迷い込む、精神の迷宮。
そのバラ一本一本が、「愛を訴えたい」という人が変じた姿。

魔神は語ります。
あの少女たちはここに来るほどの恋をまだ知っている様子はない。
不似合いなのだが、なぜ集まってきているのだろう?
ただ、
いずれこのバラ園に迷い込む可能性はあるし、
そうでなくても、ある怪物が彼女たちを狙っている。

……

元力使いのPCは、魔術結社セプテントリオンから、
ある邪悪な闇の眷属の追跡依頼を受けます。
いわく、
少女をさらう。
小さなカゴに収める(入れるときは入る)。
指を切り取り、一本ずつ食う。
指がなくなった少女は用済み。かごから出して捨てるが、かごの出口が小さすぎて、粉々に砕かれないと捨てられない。

少女たちの夜の行方不明事件は、
奴の格好の隠れ蓑。
社交界などを通じて、おそらく「夜の姉妹団」の最初の二人と思しい娘を見つけますが……。

始めたのは一方。広めたのが、もう一方。
始めたほうの娘は、両家の令嬢然としていながら、なんだかつかみどころがなく、自由で、猫のような娘です。
猫のように夜の街を歩けば、好きなところに行けるのだそうです。
猫のように生きるんだ。
広めたほうの娘は、彼女についていき、その世界の素晴らしさを知ったということのようで……

ううん、魍魎の匣だった。

……

「夜の夢の王」という特殊因果律があります。
猫は、一日のほとんどを寝ているようだが、
寝ているように見える間は、世界の、あるいは異世界の「悪しき夢」と戦っているのだ、というもの。
夢を渡り、悪夢を滅ぼす力を持つ。

まあ、アルファシステムの無名世界観のアレですが

どうやら、
彼女の猫はそれであり、
彼女は、その猫と魂を分かち合ったエルスの加護を持っているようで、
つまり、
猫のような魂なのですね。

その子が、
気まぐれに「市内の町を散歩してしまったこと」。
その子にあこがれ、普通の子が「猫の世界を知ってしまったこと」。

どうやら、
闇の怪物は、そこに付け込んで、少女たちを闇濃い場所に集め、一網打尽にしようとしているようです……。

さしあたってこの怪物を滅ぼせば、まだ襲われていない少女は助けられそうですが、
問題は、
「既にかごに入れられている少女たち」。
これらは最近捕まったものではなく、
ずっと昔に、「窮屈なこの世界からの脱却」を願って、「怪物」を呼んだのか、あるいは自分で作ってしまった、
あるいはその心を魔神に見染められ、怪物を下賜された少女たち。

彼女たちは、この世に未練がないかの如く、
夢を見るような表情のまま、悪夢の怪物をファミリアアタックで操り、
我々を攻撃してくるのです…!

(今回のトンチキコンボ:ファミリアアタック・ファミリアウェイブに射撃を組むと、”イグニスの特技をふんだんに使った白兵攻撃”とかいうわけのわからないことができるが、多分”切り込み””渾身撃””練気・爆勁”くらいにしか意味ない)

「とらわれた少女を救う」というクエストがあり、
おそらくそれには彼女たちも含まれているのですが、
とうとう戦闘中には彼女たちを救う手立ては見つからず、
エンディングで新たに外部依頼をして、やっとなんとかなりました。

この世界に背を向けた少女たちに対し、

この世界にもまだ素晴らしいものがあるのだと、
夢を覚ますほどの、素晴らしい真実の愛があるのだと、

そういうなんかホモビームに照らされることによって(以前登場したことのある超常的な力を持つホモなので、脈絡なく登場し意味の分からないデウスエクスマキナをしたわけではない)
少女たちを覆うかごは解け消え、
幾十年を閉じこもって過ごした闇の世界から脱することに成功したのです。

ホモが嫌いな女の子なんていないんだね。

……

これタイミングとしてはギリギリでした。
彼女らの処遇を「既にシナリオ内に登場しているNPC」だけでなく
「シナリオ内に登場すらしていない思いつく限りの出会ったことのあるNPC」に話を広げないとクリアフラグが立たないので
身内専用の高難易度ギミックといっていいでしょう。

その流れで
「登場はしてないけど、”夜の姉妹団”のうわさを聞いたら、今まで出会ってきたヒロインたちとかもっと心配するかと思ってた」
なんてGMが言いましたが

…………
出てきたヒロインに「現世を忘れて閉じこもりたい」なんて殊勝なことをいうヒロインいない気が……。

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

おすすめ記事を表示するためには、あらかじめ記事編集画面にあるカスタムメタボックスより「おすすめ記事」を選択してください。