IT業界の仕事といってもアプリ開発やプログラマーなどいろんな職種があります。
フリーランスという形態を取っても、何を売りにするのかが明確でないと、クライアント側から見てもこの人にどんな能力があって、どんな仕事を任せられるのかという基準が不明確なので仕事を得るのが難しくなります。
そこで、自分のことを売り出すためにも、自己分析を行う必要があるのです。
「こういう案件に関しては、どの程度の時間で処理できる」「過去にこのような作品を制作して、賞をとりました」など、客観的な指標になるものを抽出して、まとめ、提示すれば相手にも分りやすく、営業する際にもクライアントが求める人材と自分が合うかどうかの指標ができます。
また、技術的なものではなく、公開できる範囲で、副業としてフリーランスをやっているので時間的な制約があればその旨を記載するなど、自分の立場や状況を知らせることも重要です。
仕事の依頼を受けても、工数が多かったり、処理に時間がかかれば本業に支障が出てしまうことにもなりかねません。
営業をするにあたり、飛び込みという手法もありますが、セミナーやコミュニティに参加しながら自分を売り込む場所を作ったり、初心者はクラウドソーシングを利用して簡単な案件から入り、ある程度実績を積むことが必要です。
徐々にレベルアップしながら実績を作れば、エージェントサービスのような長期的・高報酬で安定的な仕事を選択するチャンスも出てきます。
自分のできることも明確になれば、エージェントからの仕事も得やすくなりますので、まずは自分の能力や状況と実績の提示から行うと、クライアントが必要とする人材に当てはまりやすくなります。